第1章「大人ニキビの逆襲」

私が初めてニキビに悩まされたのは中学2年生のころだった。

オロナイトやらビフナイトを塗りに塗りまくっても、次のニキビがところ狭しと顔を出してくる日々。

当時、思春期の私にとって顔面を隠して登校したいほどの恥ずかしさだったこととを覚えている。

(今でもひとときも頭を離れないのは、鼻の頂点にものすごく大きいニキビがそびえたったこと。このまま消えなかったらどうしようと死ぬほど不安な1か月を過ごしたのは今になっても生々しい思い出だ)

 

そんな私も、当時母が買ってくれたニキビケア用の化粧品を使うことで、2~3か月でスッとニキビが治まっていった。

 

それからはや20年が過ぎ…(怖い)

 

今30代半ばとなった私にあの忌々しいニキビが最襲来。

 

中学生のころから小さいものはたまにできていかけれど、大きかったり治りが遅いものは一切できなかったこの私の肌に、満を持したようにデッカイにきびが右ほっぺのど真ん中にそびえたったのは35歳の春。

 

思えば職場が変わって仕事を覚えるのにいっぱいいっぱいで精神的にもだいぶ追いやられていた時期だと思う。

どれだけ忙しくても、バタバタした朝でもスキンケアはきちんとしていたのに、ニキビができ始めたということは、精神的なもの以外何物でもないだろう。

 

久しぶりの巨大なニキビに恐れおののいた私は、マスクを装着し、速攻で近所のドラッグストアに走った。

そこで懐かしのビフナイトを握りしめレジへ直行!

かえって塗る塗る塗るぅー!

何かに憑りつかれたかのように鏡の前でビフナイトをぬりぬりしていた。。

そびえたつ怨念に現代科学の結晶の力を擦り込むように、小一時間は塗っていたかもしれない。

 

それでもヤツは顔をひっこめない。

ぐぬぬ…

 

そのときの私はこれから始まるニキビ・吹き出物の大逆襲を予知していたのかもしれない。

「この1撃目を何とか早く沈めなければあの時のように手遅れになってしまう…」

そういった感情が中学のときの自分を思い出させ、そのネガティブな感情と不安が無意識の中で渦巻いていた。

 

夜寝るときは大きめの絆創膏にビフナイト軟膏をどっぷり塗布し、それをニキビの上に張り付けて、更にその上からテーピングをして寝る。

まるでスプラッター映画に出るようなテーピングされた顔面。独身だからこそできる客観的視点を度外視した対処法だったとは思う。

 

だけどそれでもなかなかこの巨大ニキビはひっこまなかった…

いずれ出会うこのサイトにもっと早く出会えていたら

神サイト

 

第2章へ続く